製品詳細
へら竿
超軽量・高強度・高感度・高耐久力という際立った長所から、今日では釣竿用素材の王座に君臨するカーボン・グラファイト・ファイバーですが、化学工業製品ゆえの悲しさか「釣味」「審美感」といった数字には表われない「味わい」の面では、天然素材である竹に少なからず水をあけられます。
そこでカーボン素材「ホソ・カル・ピン」の誕生以来、江戸川工房では「無機質なカーボン・ロッドに命を吹き込むこと」に力を注いで来ました。
この特別 御誂 江戸川 金剛 純金法はその集大成と呼べるものです。
この度、純金法の製作を三代目の若手に引継ぐこととなりました。
初代の制作者の作品に立ち戻り、総本うるし仕上げに一層手の込んだデザインで、新生“純金法雅風” として登場致しました!
総本うるし塗りのため、製作期間も旧作の倍以上かかります。
年間の製作本数も限られる“超” 特別製作品となりますが、江戸川工房の“芸術的” とも言える作品をお届けしたいと考えております。
籘巻握りから穂先にまで施された数多くの段巻、本金箔による研出しや数百(13 尺で204 本) という桁外れの覆ふくりん輪の総数等々が、いわゆる「スペック」ですが、竿を継いで釣りを始めるとこの竿の真価がわかります。
きわめつきに「風雅」の味わいのあるへら釣りをお楽しみ下さい。
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